4219.アメリカは資産増築にはもってこい

株主への手紙から学んだ
3つの大きな教訓

毎年、投資家たちは、ウォーレン・バフェット氏が率いる
バークシャー・ハザウェイが発表する
株主向けの手紙を心待ちにしています。

同社は、1965年にバフェット氏が同社の経営を引き継いだ以降、
2024年までで438万%以上上昇しています。

もし仮に1万ドルを投資していたら、
4億3,800万ドルほどになっていたということです。

同氏の投資に関する見識は、まさに「金言」。

80年以上にわたる投資経験を持ち、
その60年間の実績は、他の追随を許しません。

そして、今年の手紙も期待を裏切りませんでした。

同氏は、

・失敗を認めることの大切さ
・株式を正しく捉える方法
・米国が依然として最良の投資先である理由

について語っています。

今年の手紙から私が得た、3つの大きな教訓は次のとおりです。

1.失敗を認め、すぐに修正する
バフェット氏は、自らの失敗を隠しません。

むしろ率直に認めます。

これは、CEOの中でも珍しい姿勢であり、
同氏が株主から信頼を集める大きな理由の一つです。

同氏はこう書いています。

「時には、バークシャーが買収した企業の将来性を誤って判断することがある。いずれも資本配分のミスによるものだ。」

どれだけ優れた投資家でも 100%の成功はあり得ません。

同氏も、いくつかの企業買収や株式投資が
うまくいかなかったことを認めています。

しかし、重要なのは失敗を長引かせないこと。
同氏は即座に行動します。

この姿勢は、長年のパートナー チャーリー・マンガー氏から
学んだものだと述べています。

マンガー氏は、失敗を認めず放置することを
「親指をしゃぶるようだ」と表現し、こう助言しました。

「問題は願っているだけでは解決しない。
たとえ気が進まなくても、行動を起こさねばならない。」


これはすべての投資家にとっての教訓です。

失敗した投資に固執せず、潔く認め、次に進むことが大切なのです。

2. 株式は「ビジネス」として所有する
バフェット氏の株式投資の考え方は、シンプルです。

それは、「株を企業の一部として所有する」 というもの。

同氏は、短期的な値動きに賭けるのではなく、
信頼できる企業に投資をします。

「バークシャーの投資活動は、両利きのようなものだ。
一方では、企業を完全に買収してその経営を握り、
もう一方では、少数株主として優良企業の一部を所有している。」


同社の投資は大きく2つのカテゴリーに分かれます。

完全子会社(ガイコ、BNSF鉄道など)
部分的な株式保有(アップル、アメリカン・エキスプレス、コカ・コーラなど)

同氏の主張は明確です。

「企業を100%所有していようと、
わずかな株式しか持っていなかろうと、考え方は同じであるべきだ。」


株式は単なるティッカーシンボルではなく、ビジネスそのもの。

そして、素晴らしい企業は、
必ずしも丸ごと買えるわけではありません。

しかし、同氏はこう述べています。

「そうした優良企業の一部は、ウォール街で月曜から金曜の間に少額で買える。そして、時折バーゲン価格で手に入ることもある。」

これが、同氏の投資の基本戦略です。

優れた企業を見つける
割安なタイミングで買う
長期的に保有する

これは、私が徹底しているアプローチです。

3. 「アメリカの奇跡」は今も続いている
世の中には悲観的なニュースがあふれていますが、
バフェット氏は今もなお、米国の未来に強気です。

同氏は、資本主義が
進歩と富の創造をもたらす仕組みだと考えています。

「資本主義には欠点や問題もあるが、
他の経済システムでは成し得ない奇跡を生み出してきた。米国はその最たる例だ。」


米国は戦争、不況、危機を経験しながらも、成長を続けてきました。

そして同氏は、わずか250年の間に、

米国が小さな植民地の集まりから、
世界有数の経済大国に成長したことを私たちに思い出させてくれます。

「アメリカ人は、かつての植民地時代の人々が夢にも思わなかったほどの生産力と豊かさを生み出してきた。」

つまり、同氏のメッセージは明確です。

「アメリカの力を信じよ」

だからこそ、同氏は
バークシャーの資金を米国企業に投資し続けているのです。

短期的には波乱があっても、
長期的には成長し続けるという確信を持っています。

バフェット流の成功法則で資産を築く
バフェット氏の手紙には、今日ご紹介したように
投資の知恵が詰まっています。

気になる方はぜひこちらから読んでみてください。

また、私が最近読んだ
『Buffett and Munger Unscripted』(アレックス・モリス著)もおすすめです。

モリス氏は、31年間にわたるバークシャーの株主総会を研究し、
1,700以上の質問と回答を分析しました。

そして、それらを投資家が学びやすい形にまとめています。

本のサブタイトルがすべてを物語っています。

「バークシャー株主総会から得られる、30年分の投資とビジネスの知見」

バフェット氏は、この原則で一生をかけて富を築き上げました。

そして、この原則は私が教える投資クラブにも当てはまります。

引き続き、一緒に賢明な投資を続けていきましょう。

本日も
Enjoy !!

“4219.アメリカは資産増築にはもってこい” への1件の返信

  1. 【今日の学び】

    「アメリカの力を信じよ」

    とても力強い言葉です。
    バフェット氏の裏付けがあるからこそですね。
    なんだかんだ不安を煽るようなニュースが飛び交いますが、
    アメリカはまだまだ盤石なんだなって思いました。

    今日もありがとうございました

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