伝説の寿司職人から学ぶ
「3つの投資哲学」
私は『二郎は鮨の夢を見る』という映画を
観てみたいと思いますが、観た方はいらっしゃいますか?
新しい気づきがあるはずです。
この映画は2011年に公開され、当時85歳だった小野二郎さんが
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東京の地下鉄駅にある、たった10席の鮨店
「すきやばし次郎」を営む
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という鮨職人を追った作品です。
出所:映画.com
お品書きはなく、
奇をてらった演出も豪華な内装もありません。
ただ鮨だけ。
しかし、それは「ただの鮨」ではありません。
二郎さんの店はミシュラン三ツ星を獲得しました。
魚は東京の最高の市場から仕入れられ、
世界中から人々が一食のために飛行機で訪れました。
予約は数か月先までいっぱい。
それは、一生をかけて
“完璧”を追い続けた結果です。
一貫一貫に魂を込めて。
しかし、2023年、
体調のため二郎さんは現場から退きました。
長男の小野禎一さんが店を継ぎ、
二郎さんはもうすぐ100歳を迎えます。
ですが、その精神は生き続けています。
正確さ、丁寧さ、そして卓越へのこだわり。
ご飯の温度から一品ごとの出すタイミングに至るまで、
何ひとつ偶然に任されることはありません。
この姿勢は、賢い投資家が成功する方法そのものです。
私たちが探すのは、二郎さんが経営するような企業です。
流行を追わず、日々少しずつ良くなり続ける。
信頼を積み重ね、関係を築き、ニッチを極め、
徹底した集中力で長期的に成果を出す。
私が紹介する企業には、そんな特徴があります。
・緻密なリスク管理とデータ活用で成長する企業
・インフラ・保険・プライベートクレジットで資本を複利で増やし続ける企業
・データセンター向けに柔軟かつ高性能なソリューションを追求する企業
そのどれもが二郎さんのように
「細部への執念」を持つ企業です。
熟練から学ぶ“哲学”
多くの投資家が間違えるのは、
常に「新しいもの」を探そうとすること。
出たり入ったりして、
動くことを進歩と勘違いしてしまうのです。
そうしては、本当の富は築けません。
最良のリターンは
「素晴らしい企業を適正な価格で買い、
そのまま持ち続ける」ことで生まれます。
あとは時間と複利の力に任せるのです。
実際に私が紹介した銘柄も、
3倍、5倍、13倍にまで成長してきました。
(2026年1月19日時点)
これは二郎さんの鮨と同じです。
派手ではないかもしれませんが、確実に結果が出る方法です。
難しいのは「良い企業を見つけること」ではありません。
成果が出るまで持ち続けること。
それには忍耐と信念、そして刺激よりも
規律を重んじる心構えが必要です。
習得すべきことは100もありません。
ほんのいくつかを極め、それを続けるだけです。
例えば、タコを揉むという1つの動作。
普通の鮨職人でしたら、30分で柔らかくしますが、
二郎さんはそれでは足りないと考えました。
それより15分長く揉み続けることで、より美味しくなると考え、
一心に続けたのです。
このように、近道やノイズにあふれた世界で、
本物の“熟練”は際立ちます。
卓越は積み重なり、そこにこそ機会が生まれます。
東京の10席の鮨店であれ、
米国の上場企業であれ、真理は同じです。
集中・規律・時間。
それが「長く続くもの」を築く唯一の道なのです。
寿司食べたい〜
本日も
Enjoy !!


【今日の学び】
「流行を追わず、日々少しずつ良くなり続ける。
信頼を積み重ね、関係を築き、ニッチを極め、
徹底した集中力で長期的に成果を出す。」
職人ですね。これぞ日本魂だなあと思いました。
細部にこだわり続けるその姿勢は奥が深いですが、突き詰めると結局はシンプルに行き着く。投資も同じなんですね。
大変勉強になりました。
今日もありがとうございました