【1万円が入った5千円の財布】
あなたは買いますか?
ちょっとおかしな話をします。笑
あなたが雑貨屋さんに行った時のことを想像してください。
店舗をぐるっと歩いてみると、
店の奥に小さな財布が売っていました。
シンプルで、
目立った特徴もないそんな財布ですが…
手にとってみると、
なんと中に1万円札が入っているんです。
しかも、値札を見ると、
「5,000円」の表示が。
店員の人に確認してみると、
「僕その財布好きなんですよね〜。
でも、地味なせいかあまり売れない。
そこで、その良さに気づいた人にだけ、
サプライズでプレゼントを用意しているんです。」
つまり、公式に、
1万円入った財布が5,000円で売られている…
財布を買うだけで、
5,000円儲かるっていうことです。
怪しいですか?笑
この場合、
あなたはこの財布を買いますか?
・
・
・
もちろん私は買います(笑)
怪しさはありますが、
少なくとも「払った以上の価値」が返ってくる。
しかも、財布という機能まで手に入るなんて、
非常にお得な体験かなと思います。
とはいえ、これはあくまでフィクション。
実際の世の中で出会うことはまずないでしょう。
やってみたい気もしますが笑
ただ…
投資の世界では、
これと似たことが結構起こっているんです。
そこに気づくか気づかないかが別れ道だったりします。
ではどうゆうことか?
今日はその代表例として
ソフトバンクグループ(TYO:9984)を見てみましょう。
31兆円が入った、27兆円の財布?
例えば、
ソフトバンクグループ(TYO:9984)。
「ソフトバンク」と聞くと、
スマホの会社を思い浮かべる方も多いでしょう。
しかしそれは子会社の
ソフトバンク株式会社(TYO:9434)の事業。
本体であるソフトバンクグループは、
世界のテック企業に投資する“投資会社”です。
では実際、どんな資産を持っているのでしょうか。
※2025年ソフトバンクグループ株式会社アニュアルレポートの数値及び
2026年2月12日時点の株価をもとに概算
■ ソフトバンク株式会社
時価総額:約10兆円
保有率:40.3%
→ 約4兆円分の資産
■ LINEヤフー株式会社(TYO:4689)
時価総額:約2.7兆円
保有率:62.5%
→ 約1.7兆円分の資産
■ 株式会社ZOZO(TYO:3092)
時価総額:約1兆円
保有率:51.5%
→ 約0.5兆円分の資産
■ Arm ホールディングス(NASDAQ:ARM)
時価総額:約20兆円
保有率:87.1%
→ 約17.4兆円分の資産
※1ドル=150円換算
■ OpenAI(非上場)
評価額:約75兆円
保有率:11%
→ 約7.5兆円分の価値
※1ドル=150円換算
※非常上であるため、評価は変動します
合計すると…
ここまで足すだけで、純資産価値(NAV)は
約31兆円。
一方で、
ソフトバンクグループの時価総額は
約27兆円。
単純比較すると、
中身:約31兆円
値札:約27兆円
「財布より中身のほうが多い」
そう見える構造です。
しかもここには、
・現金
・その他の非上場投資
・ソフトバンクグループ自体の事業価値
は含めていません。
もちろん、
負債がある
投資会社特有のディスカウント
ボラティリティ
非上場評価の変動リスク
市場はこれらを織り込みます。
だからこそ、
必ずしも「即お得」とは限りませんが、
構造としては、
“値札より中身が多い可能性がある会社”
と見ることもできるかもしれませんね。
※将来の投資成果を保証するものではありません
財布の中身を確認する
多くの人はチャートを見ます。
ですがもっとシンプルに、
「その会社は、いくらの価値を持っているのか?」
これも考えてみる。
値札を見るか。中身を見るか。
この視点を持つだけで、
投資の景色は少し変わるかもしれません。
ぜひ投資する企業がどんな資産を持っているのか?
この機会にチェックしてみてくださいね。
こう考えるだけで面白くなって来ますよ。
本日も
Enjoy !!

【今日の学び】
「値札を見るか。中身を見るか。」
そんなふうに考えたこともなかったです^^;
投資ってほんと色んな視点から見る必要があるんですね。
今日もありがとうございました