会社の成功や事業の成功には、運の要素は欠かせません。
投資もある意味そうかもしれません。
大成功している経営者に要因を聞くと、運と答える人も少なくありません。
今日は、その運というものについて、
科学的な視点から紐解いていきたいと思います。
1868年、アメリカの薬剤師だった
ジョン・パンバートンは、新たな調合薬の開発中に
水と間違えて炭酸水を使ってしまいました。
しかし、その結果おいしい清涼飲料が出来ました。
これに、「コカ・コーラ」という名前を付けて、
疲労回復に効く薬用ドリンクをして売り出しました。
そして、事業は少しずつ成長を続けましたが、
ほどなくして思わぬ事態が起こります。
コカ・コーラの販売を始めて2年が過ぎたころ、
その権利をたった1ドルで売り渡してしまったのです。
これには、いくつかの理由があります。
その中でも一番の理由は、本人が薬用ドリンクとして
販売することにこだわったために、
思いのほか売上が伸びなかったからです。
その権利を買ったのは事業家のエイサ・キャンドラー。
権利を買った後に、商品をスタイリッシュな瓶に詰めて、
「爽やかな清涼飲料水」としてブランディングし直して、
今のコカ・コーラの規模までになっています。
コカ・コーラを開発したペンバートンは、
おいしい液体の開発という運には恵まれたものの、
途中で販売を投げ出したせいで大きな成功を逃しました。
せっかく掴んだ運を活かすには、どうすれば良いのか?
その方法を実践する上で、
「ホットストリーク」
という現象を知る必要があります。
ホットストリークは、ギャンブルの世界で使われる言葉で、
ポーカーやルーレットで連勝が続く状況のことを指します。
勝利が勝利を生むというような状態で、
ある意味で確変状態と呼べるものです。
そして、この現象がスポーツ、アート、ビジネスなどでも、
似たような現象が起こることがあります。
ごく短期間に、後世に残るレベルの成果を
達成した天才は世界中で数多く存在します。
果たして、ホットストリークは偶然なのか?
もし偶然以外の要素があるのであれば、誰でも確変状態に入ることが出来ます。
そのホットストリーク研究をした大学があります。
その結果を一言で纏めると、
『ホットストリークに入った者の多くは、直前に多様な実験を行ったが、
連勝が続いてからはリソースを1つに集中した』
というものです。
要するに、天才は幅広い実験と一点集中を繰り返すということです。
この2つを交互に繰り返すことで、運を正しく活かせるようになります。
ちなみに、幅広い実験を繰り返した後で、焦点を1つに絞らなかったケースでは、
ホットストリークの発生率が大きく下がります。
また、ホットストリークが落ち着いた後で、再び幅広い実験に戻らなかった場合でも、
その後の確変状態の発生率は大幅に下がります。
私はこの繰り返しなような気がする。
是非、実践をしてみてください!
本日も
Enjoy !!

【今日の学び】
『ホットストリークに入った者の多くは、直前に多様な実験を行ったが、連勝が続いてからはリソースを1つに集中した』
とても興味深い話で、前回のブログコラムにも通じるものがありました。
一点に集中させるというところに確変を起こす鍵があるのですね。
大変勉強になります。
今日もありがとうございました