4248.感情ではなくルールを守る

すべての投資家が自問すべき

最近、株式相場良いので私のところに普通の方々(私の投資クラブメンバー生ではなく全く学んでない方々)からよくアドバイスを求めてきます笑

先日も私より年下の友人が、先日こんな話をしてくれました。

彼の担当ファイナンシャル・アドバイザーが、

「今後の弱気相場(ベアマーケット)に備えて

株を売り、債券ファンドに切り替えるべきだ」

と勧めてきたというのです。(笑ってしまいました笑)

そして彼は私に意見を求めてきました。

私は即座にこう言いました。

「それは聞いた中で一番ばかげた話だ。

そのアドバイザーは今すぐ解雇すべきだよ」

友人は驚いた様子で「なぜ?」と聞き返してきました。

私はこう続けました。

「その人に、どうして今後弱気相場が来るとわかるのか?」

どれだけ頭の良い経済学者や銀行家、投資家、トレーダーであっても、

正確に市場の動きを予測するのは不可能です。

にもかかわらず、銀行に勤めている電話営業の人間が、

弱気相場が来ると断言できるのでしょうか?

そこで私は、すべての投資家が自分に問いかけるべき、

もっとも重要な質問を彼に投げかけました。

「もし弱気相場になったら、自分にどんな影響があるか?」

下落相場への不安を和らげるために話ておくと

1900年以降、米国株式市場は

年間平均およそ9.9%のリターンを記録しています。

これは、小規模な調整や通常の下落相場、

さらには大恐慌、ITバブル崩壊、リーマン・ショックのような

大規模な暴落も含めた平均値です。

このほぼ二桁の年間リターンを得るためには、

市場にとどまり続けることが重要です。

とはいえ、もし近い将来にお金が必要な状況であれば話は別です。

私は常に

「3年以内にすぐに使う予定のお金は株式市場に投資しないように」

と伝えています。

それは弱気相場が来ると予想しているからではなく、

たとえ好調な相場であっても同じ助言をします。

なぜなら、普段から何が起こるかは誰にも分からず、

近い将来に必要な資金を高リスクにさらすべきではないからです。

私の友人は40代で、退職までは20年ほどあります。

仮に今後3年間、市場が低迷し続けたとしても、

彼が住宅ローンを支払えなくなったり、

食費に困ったりすることはありません。

もちろん、資産額が目減りするのを見るのは誰でも不快です。

そんなときには悲観的になり、支出を控えたくなるかもしれません。

しかし、その下落が生活に直接的な影響を与えないのであれば、

市場が下がっていることだけを理由に

投資行動を変えるのは大きな誤りです。

なぜなら、人は決して(本当に決して)

相場の底に近いところで買い直すことはできないからです。

相場が最も悪く見えるとき、人は動けません。

「今は一度売って、もっと下がったら買い戻そう」

と考えても、実際にはできないのです。

底値で買う唯一の方法は、

継続的な投資ルールを決め、それを守ることです。

たとえば、相場の状況にかかわらず、

毎月または四半期ごとに定期的に

投資する方法などがそれに当たります。

下落を恐れて売却すれば、次の上昇局面には乗り遅れるでしょう。

そして再び投資する勇気を持てないまま、

長い時間が過ぎてしまいます。

これは人間の自然な心理です。

数年以内に弱気相場が生活に悪影響を与えないのであれば、

市場のニュースを気にせず、

特別な行動を取らない(むしろ資金を追加投入する)ことをおすすめします。

一方で、下落相場によって生活に支障が出る場合は、

必要な資金を現金や債券など、

元本が確保される比較的安全な資産に移しておくべきです。

「弱気相場が自分にどんな影響を与えるのか?」

という問いに答え、それに応じた行動を取る。

そうすることで、

たとえそれが「何もしない」という選択であっても、

それによって下落相場への不安は大きく和らぐはずです。

良い投資を

本日も

Enjoy !!

“4248.感情ではなくルールを守る” への1件の返信

  1. 【今日の学び】

    「人は決して(本当に決して)
    相場の底に近いところで買い直すことはできない」

    「底値で買う唯一の方法は、
    継続的な投資ルールを決め、それを守ることです。」

    ドルコスト平均法はちゃんと理にかなっているのですね。
    それにしても、よく専門家がアドバイスする時に未来についてを断言することありますが、そもそも未来を予測することなんて誰もできないのに眉唾だなぁって思いました。(何か営業したいという目的があるから誘導しているように見えてしまいますね)

    今日もありがとうございました

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