4269.日本株式市場が盛り上がっている時こそ

東京の皇居の価格

東京の皇居はかつて、

カリフォルニアの不動産総額よりも価値がありました。

1989年、東京の不動産は

1平方フィートあたり最高13万9000ドル*で売られており、

当時のマンハッタンの価格の350倍に相当。

*1平方メートル=約1.8億円程度

当時、投資家たちは

日本が世界を席巻する経済大国だと信じていたのです。

そのため、米国の投資信託は

日本への投資に巨額の投資家資金を集め、

日経平均株価は4万ドル近くまで急騰しました。

出所:TradingView

日本の企業にとって、

どんな価格でも高すぎることはなかったのです。

しかし、その後、

ついに綻びが生じ始めます。

木が空まで成長できないのと同じように、

株価も無限に上昇し続けることはできません。

投資家たちが企業の

ファンダメンタルズ*に注目するようになったのです。

*企業の経済活動状況

すると、企業の価値は当時の株価に

見合っていないことが浮かび上がってきました。

そして、日経平均株価は30年にわたる

長期の下落に突入。

出所:TradingView

2009年には最高値と比較して、

80%以上も下落しています。

これは、かつて100万ドルでも投資していていたら、

それが20万ドルまで減ってしまったということ。

多くの投資家にとっては耐えられないほどの

ダメージでしょう。

当時、今は大富豪である人たちは資金を

1セントたりとも日本に投資しませんでした。

もちろん、衰退がどれだけ長く、

どれだけ急激なものになるかは知りませんでした。

その代わり、

“あること”を知っていたのです。

価格 = 価値 + ストーリーテリング 

私が教えてもらって知っていること。

それは、

「ストーリーテリング」と「真の価値」の違いです。

株価はファンダメンタルズ、つまり「企業価値」と、

私たちが「ストーリーテリング」と呼ぶものに分けられます。

たとえば、ある会社の株式が

1株あたり20ドルで取引されているとします。

事業の基礎的価値を1株あたり約15ドルと見積もると、

残りの5ドルはストーリーから得られます…

これは、

・ウォール街が明るい未来、

・新しい産業への興奮、

・あるいはトレーダーの高揚感

などなど世間のニュースやネットの情報に対して付けている追加価格です。

世界は完璧で、未来はどんな値段でも

価値があると思える強気相場では、

株価のストーリーテリングの部分が

驚くべき高さに達することがあります。

実際、株価に企業の価値が

ほとんど含まれていないこともあります。

1980年代後半の日本株ではまさにそれが起こっていました。

私の立場からすると、株価の95%はストーリーで、

企業価値はせいぜい5%程度にしかなかったのです。

そのため、投資しませんでした。(投機はありましたが)

なぜなら、投資家として噂だけを信じるというのは

最も危険な行為の一つになり得るからです…

ストーリーテリングがほぼゼロのときに買う 

多くの投資家は、

いつまでも企業が成長し、損失がなくなるといった、

希望や夢に基づいて、高い価格を支払うことがあります。

希望的観測は要りません。

少し前のNVIDIAを見れば明らかでしょう。

私はまだ無名でストーリーテリングがゼロの時に投資クラブメンバー達に推奨していました。

他の銘柄達もそうです。

ユートピア的な未来のみに注目し、盲目になってはいけません。

株価は企業のビジネスに従うものであり、

ストーリーテリングに従うものではありません。

そのため、企業の価値に注目してください。

例え暴落が起こったとしても、

ポートフォリオを心配したり、

全てを失ったりする心配をする必要はありません。

あなたには、

夜ぐっすり眠れるようになってほしいと思っています。

そのため、私は常に、

価格のストーリーテリング部分が0ドルに近く…

ビジネスの根本的な価値が現在の株価よりも高い

いわば割安価格で取引されている時に

株を買うことをお勧めします。

今までの私のお勧めを振り返ってみてください。

全てがその基準です。

まるで水を抜いた樽の中の魚を撃つようなものです。

それが株式市場で本当に儲かる方法です。

良い投資を。

本日も

Enjoy !!

“4269.日本株式市場が盛り上がっている時こそ” への1件の返信

  1. 【今日の学び】

    「ビジネスの根本的な価値が現在の株価よりも高い
    いわば割安価格で取引されている時に株を買うことをお勧めします。」

    それがわかっていたとしても、それに当てはまる銘柄を見つけるのは容易ではありません。
    日頃からきちんと企業の分析することが大切ですね。

    今日もありがとうございました

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