4430.私はたくさんの会社を持っている

経営者のように投資する

投資の神様、ウォーレン・バフェット氏の師匠、

ベンジャミン・グレアム氏。

彼の投資哲学の中に、

こんなシンプルな考え方があります。

「経営者のように考える。

株に投資するのは企業の一部を買うのと同じである。」

投資をするとどうしても、

日頃のニュースや株価チャート、

指数の動きなどに目が向きがちですよね。

ですが、一歩引いて考えてみると、

どうでしょう?

株を買うという行為は、

・成長が見込める事業を見つけ、お金を預け

・企業の成長によって生まれた利益を、一緒に受け取る

たったこれだけです。

言葉に明確にすると単純です。

では、「経営者」の視点に立ったとき、

何を見るべきなのでしょうか?

たとえば、こんな問いです。

・いま、どこにお金が流れているのか?

(赤字を垂れ流す構造になっていないか)

・この事業の舵を取っているのは誰か?

(最終責任を負っている経営者は誰か)

・ホットなトレンドの上にあるか?

(業界全体の追い風を受けているか)

こうして

経営者の視点に立ってみると、

「今週の売上が少し下がった」

「株価が一時的に下落した」

といった短期的な情報に、

一喜一憂することはありませんよね。

もっと大きな視点で、

事業の構造や、判断の積み重ねを見ているはずです。

逆に言えば、

こうした経営者の視点を持たずに株を買うというのは、

「よく分からない会社に、

理由も曖昧なままお金を預けている」

そんな状態とも言えるかもしれません。

投資の世界では、どうしても

「早く儲かる銘柄を当てたい」

という気持ちが先に立ちます。

ですが、グレアムはまったく逆のことを重視しました。

彼の投資哲学を要約すると、

次の考え方に集約されます。

「投資とは、リターンを最大化するゲームではなく、

恒久的な損失を避ける行為である。」

つまり、重要なのは、

派手に当てることよりも、

致命的に間違えないこと。

経営者の視点で長期を見据え、

・失敗しにくい構造になっているか

・信頼できる判断が積み重ねられているか

・適切な資金配分ができているか

こうした点の方が、

はるかに重要とも言えるかもしれませんね。

「もし自分がこの会社を丸ごと買うなら?」

「この経営者に、人生のお金を任せられるか?」

そんな問いを、ぜひ自分に投げかけてみてください。

優れた企業と、

優れた経営者の味方につくこと。

それは一見地味ですが、長い目で見れば、

大きなリターンをあなたにもたらしてくれるはずです。

本日も

Enjoy !!

“4430.私はたくさんの会社を持っている” への1件の返信

  1. 【今日の学び】

    「投資とは、リターンを最大化するゲームではなく、
    恒久的な損失を避ける行為である。」

    致命的な損失をして取り返しのつかないことになってしまう前に「負けない」ことを徹底する。
    経営も同じことがいえるということですね。

    今日もありがとうございました

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