4436.私が見ているポイントは配当利回り率では無い

バフェットも配当投資で失敗した?

先日にお送りした

重要なのは配当より…』

ご覧いただけましたでしょうか?

そこでは、

株式投資における「配当」の捉え方

配当自体は富を生み出すわけではない

本当に見るべきは「企業全体」である

といった得られた学びについて、書かせていただきました。

もし見逃してしまった方は、読んでみてください。

とはいえ、どんな投資家でも、

配当には目が向いてしまうものですよね。

実際、あの投資の神様ウォーレン・バフェット氏でさえ、

若き日に配当に意識を向けすぎたせいで

苦い経験をしているそうです…

若きバフェットの判断

1951年、

コロンビア大学を卒業したバフェット氏は、

その後、クリーブランド・ウーステッド・ミルズ

という企業に投資をしました。

当時の同氏は、こう語っています。

「8ドルの配当金は、現在の株価115ドルに対して、

十分に保護された7%の利回りを提供している。」

つまり同氏は、

・高配当

・利回り約7%

・保護されているという安心感

といった点に魅力を感じていたのです。

しかし、当時の同社は、

第2次世界大戦後の好景気から徐々に成長が鈍化していました。

売上は伸び悩み、キャッシュフローも減少。

最終的に配当は

115ドル前後から60ドル前後にまで

下落することとなりました。

十分に保護されていると思っていた配当が崩れたことは

大きな誤算だったでしょう。

その後、バフェット氏は激怒し、

会社の取締役会に乗り込んだと言われています。

(売却したかどうかは明確ではありませんが、

その姿勢から察するに、

多くを売り払ったことが推測されています。)

ただ、その数年後、会社は業績を立て直し、

株価は大きく回復しました。

つまり、

「配当が減った」という一点に反応しすぎなければ、

より大きなリターンを得られた可能性があったのです。

バフェットの失敗から学べること

もちろん、

「配当が悪い」というわけではありません。

問題は、配当だけを見ていたこと。

・なぜその配当が出せているのか?

・企業の収益力はどうか?

・資本配分は健全か?

・長期的な競争力はあるか?

そこまで見なければ、本質的な価値は判断できません。

実際、バフェット氏はその後、

配当利回りだけでなく、

経営者の質

事業の競争優位性

資本配分能力

にフォーカスする投資家へと変わっていきました。

まさに、

「配当を見る投資家」から

「企業を見る投資家」へと変化したのです。

私たちもつい、

「利回り◯%」という数字に安心してしまいます。

ですが本当に重要なのは、

その企業が

将来にわたって価値を生み続けられるかどうか。

配当という「結果」ではなく、

企業という「源泉」を見る。

そんな企業の全体に注目して投資をしてみると

良いかもしれませんよ。

本日も

Enjoy !!

“4436.私が見ているポイントは配当利回り率では無い” への1件の返信

  1. 【今日の学び】

    「バフェット氏は激怒し、会社の取締役会に乗り込んだと言われています。」

    えっ、そんなことできるんですか!?
    ウォーレン・バフェット氏に対して勝手に温厚なイメージを持っていたので驚きが隠せません。
    さすがアメリカですね。。。

    今日もありがとうございました

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