市場の下落に耐えられる人 / そうでない人
「もし3年後に市場が半分に落ちたら、その打撃に耐えられますか?」
これは、いつも投資のアドバイスを求められてきた時に
私が最初に投げかける質問です。
皆さんは株式に大きく偏った資産配分の
戦略について知りたがっています。
学んでいない方々は長期的な投資を考えていますが、心配性です。
私は「市場は長期的には上昇する」とか
「1937年以来、10年間のローリング期間で見れば
93%の確率で利益が出ていた」とか。
10年間で損をした唯一のケースは、
「大恐慌やリーマン・ショックやコロナ時のどん底で売却してしまった場合だけだ」と、 いくらでも説明できます。
しかし、そんな理屈は投資して数年後に
市場が下落してポートフォリオが30%も減ってしまったときには、
まったく意味を持ちません。
(注:私は近い将来に弱気相場が来ると予測しているわけではありません。水晶玉を持っているわけでもありません。ただ、弱気相場というのは必ず起きるものであり、いつかはまた起きるだろうという話です。)
私はだからこそ、「毎年配当を増やし続ける銘柄」を重視しています。
それぞれのメリット・デメリット、
そして自分で運用する場合とアドバイザーに任せる場合の違いもあります。
そして自分に常に、
「もし市場が下落したとき、自分はどうするのか」を
常に問いかけるのです。
そうでなければ、
「S&P500は過去40年間、10年間の平均トータルリターンが140%だった」 という事実も意味をなさなくなります。
なぜなら、そのボラティリティに耐えられないかもしれないからです。
もしリスク許容度が不十分なまま市場に投資していて
相場が下落した場合、多くの投資家と同じように、
弱気相場の底付近で売ってしまうでしょう。
2008年に「大損した」と話す人たちの多くは、近況で言えばコロナの時は酷い下落になり、
パニックになって売却したからです。
責めるつもりはありません。
あのときのパニックは当然のものでした。
私たちは本当に「金融の世界的崩壊寸前」まで追い込まれていました。
(誇張ではありません。金融システム全体が崩壊の瀬戸際にあったのです。)
しかし、持ち続けた投資家たちは比較的早く元に戻りました。
たとえ2007年の最高値で買っていたとしても、
2013年初めにはポートフォリオはほぼ元の水準に回復していました。
株価が上昇しているとき
「長期投資だから大丈夫」と理性的に言うのは簡単です。
しかしマイク・タイソンが言ったように、
「誰もが計画を持っているが、顔面を殴られるまでは、だ」。
2008年に市場にいた人は、
あの暗い日々を思い出してみてください。
もしあの経験をもう一度味わうことになったとして、
耐えられるでしょうか?
当時投資していなかった人は、
ポートフォリオが半分に減ることを想像してみてください。
それを取り戻す時間はありますか?
夜ぐっすり眠れますか?
打撃に耐えられますか?
これらの質問のどれかに「いいえ」と答えるなら、
今のうちにしっかりと自分の証券口座と向き合うべきです。
一方、下落しても耐えられると思うなら、
安心して市場に居続けてください。
長期的に見れば市場は必ず上昇するからです。
何百年との株式市場の歴史が証明しています。
本日も
Enjoy !!


【今日の学び】
「学んでいない方々は長期的な投資を考えていますが、心配性です。」
そうなんです。すぐに心配になってしまって頻繁に値動きを確認してしまうので、こういった記事を読んだりしてきちんと学ばないといけないですね。
今日もありがとうございました