なぜウォール街は「壁の街」なのか?
米国ウォール街。
ニューヨーク州、
出所:Mappr
マンハッタン島の南端にあり、
(自由の女神の目の前です)
©︎Nafsadh(2010) CC-BY-3.0 ※注釈は記載
・ニューヨーク証券取引所
・JPモルガン本社跡地
・米国大手金融機関の高層ビル群
などが立ち並ぶ金融の本場として知られています。
そして、あの有名な
「チャージング・ブル」像があることでも有名ですよね。
実はこの銅像、1989年12月15日、アーティストが夜中にひっそり、
無許可で設置した「ゲリラ作品」だそう。
違法に置かれた銅像が、今では「金融の本場の代名詞」に
なっているなんて、面白いですよね。
すべては“壁”から始まった
そんな、ウォール街。
そもそも、
なぜ「ウォール」街と呼ばれているのか、あなたはご存知でしょうか?
17世紀。
この地がまだオランダの植民地「ニューアムステルダム」だった頃。
先住民やイギリス軍などの外敵から守るため、
木材で作られた「防護壁」が築かれていました。
実際に大規模な戦闘があったわけではありませんが、
その「壁」があった通りが、Wall Street。
つまり、ウォール街の原点は、「守るための場所」に生まれました。
しかし今では、チャージング・ブル像にもあるように
世界で一番お金を稼ぐ場所。
「儲ける場所」というイメージが強いかもしれませんね。
ウォール街の4匹の動物
そして、ウォール街には有名な4種の動物がいます。
ブル(牛):
角を下から上へ突き上げる。
上昇相場の象徴として知られていますよね。
ベア(熊):
前足を振り下ろす。下落相場の象徴。
ここまでは有名ですよね。
しかし重要なのは、その先です。
3匹目はピッグ(豚)。
「もっと儲かるはずだ」と欲張り、最後にすべて持っていかれる。
そんな強欲な象徴として捉えられています。
ウォール街の格言にこんなものがあります。
「ブルとベアは儲ける。
一方、ピッグは決して儲けられない。」
問題は、相場が上がるか下がるかではない、強欲に支配されるかどうか。
そして4匹目はチキン(鶏)。
少し下がると怖くなり、すぐ売ってしまう。
そして上昇を取り逃がす。
恐怖に支配される投資家です。
投資家に必要な“壁”
投資において、相場に強気なときもあれば、慎重になるべきときもある。
ブルになることも、
ベアになることも、
それ自体が悪いわけではありません。
問題は、
ピッグになり、強欲に支配されること。
チキンになり、恐怖に支配されること。
なぜそうなるのか。
それは、「儲けよう」としすぎるから。
もっと利益を、と欲張れば強欲になりますし、
少しも失いたくない、と執着すれば恐怖に支配される。
つまり、
自分の欲と恐怖に打ち勝てるかが重要です。
「堅実な企業に投資し、時間を味方につけて着実に資産形成を狙う」
これは派手ではありませんが、感情に振り回されにくい。
ウォール街は、
「壁」から始まりました。
まず守る。
そのうえで、増やす。
ブルかベアかを当てるよりも、欲と恐怖に支配されないこと。
それこそが、
本当の壁を持った投資家なのかもしれませんね。
本日も
Enjoy !!




【今日の学び】
「ウォール街には有名な4種の動物がいます。」
4種の動物に例えるなんて、面白いですね。
ブルとベアやチキンは何度か聞いたことありますが、ピッグ(豚)もいたなんて初めてしりました(笑)
イメージしやすくて好きです。
「まず守る。
そのうえで、増やす。」
ウォール街についてもとても勉強になりました。
今日もありがとうございました