4490.実話

日本国内の大手証券会社で営業員として働いていた方がいます。

今回は、証券会社時代に実際に経験したことや感じたことの

お話しを聞きました。

その方は証券会社に入社した当時、

「営業を通して正しい投資の知識を伝えたい」

そんな想いで3ヶ月の東京研修を終え、支店に配属されました。

しかし、

支店に配属されて目にしたのは

想像していた「投資のプロ」の姿ではありませんでした。

そこにあったのは、

会社から割り当てられた「販売ノルマ」を達成するために、

朝から晩まで電話をかけ続ける先輩たちの姿。

今日売らなければいけない商品がある。

そのために、まだ持っておいた方がいい

お客様の資産を売却させ、新しい商品を提案する。

「これを買うと、〇〇さんの成績も上がるんやろ?

それなら買うよ」

と言われたこともあるそうです。

その優しさが、その時には

すごく申し訳なくて、苦しかったそうです。

「これは本当にお客様のためになっているんだろうか」と、

一度感じてしまった違和感は、どうしても消せませんでした。

そしてその違和感は日に日に大きくなり、

「ここでは本来自分がしたかった、正しい投資の知識を伝えることはできない」

と感じ、退職することを決めました。

その後転職し、私と出会ったのですが、

最初は不思議だったそうです。

世界的な投資で資産を動かし、凄腕の投資家が、

なぜわざわざ、

私たちのような一般の人たちに向けて

情報を発信しているんだろう?と。

ですが、私と話すうちに、

「あ、だから私はあんなに苦しかったんだ」と、

ようやく理由が分かった気がしたそうです。

私は金融業界のど真ん中にいたからこそ、

巨大な資本を動かす側が、

自分たちの利益のために個人投資家をどう利用しているかを、

誰よりも見てきたのです。

「毎日普通に生活している人々のことをサポートするべきだ。」

その真っ直ぐな動機を知ったとき、

その方が前職で感じていた違和感の正体がようやくわかったそうです。

証券会社の営業マンに頼りきりになることは、

時に投資の成功から遠ざかることだったんだと。

なぜなら、

彼らが売っているのは「良い株」ではなく、

あくまで「会社が売りたい商品」だからです。

特にその方の心に刺さったのは、

私が教えている「個人投資家の圧倒的な武器」の話です。

証券会社では、個人はプロに勝てないのが当たり前でした。

でも、私は、

「個人投資家には、プロが逆立ちしても勝てない武器がある」

銀行やファンドなどの大きな組織には、3ヶ月ごとの成績に追われたり、

投資できる分野を制限されたりと、目に見えない「足枷」がたくさんあります。

ですが、私たち個人にはそんな制約はありません。

本当に良い企業を安く買って、最高のタイミングまでじっと待つ

この「時間という武器」を使いこなせれば、個人でも大きな結果を出せるし、

自分の力で人生を豊かにできる。

この「待つ勇気」こそが、投資で資産を築くための本質なのだと、

私から学ばせてもらったそうです。

誤解のないように補足しておきますが、

今でもその方は、「証券会社=悪」だとは思っていません。

営業員からしか得られない情報もあります。

実際に、それによって利益を得ている人が

たくさんいるのも事実だと思います。

それでもやはり、

本当にその方がしたかったのは会社が指定する商品を

売ることではありませんでした。

これからは私のもとで学び、その情報でスキルを身につけ、

誰かに言われるままではなく、

自分で納得して投資と向き合えるようになればと頑張っていくそうです。

そのためにも、全力で取り組んでいきます。

「何を買うべきか」ではなく、

「何を基準に選ぶべきか」です。

本日も

Enjoy !!

“4490.実話” への1件の返信

  1. 【今日の学び】

    「自分たちの利益のために個人投資家をどう利用しているかを、誰よりも見てきた」

    私も以前、生命保険の営業をしていた時に同じように思いました。
    お客様のニーズに応えられるものを提供したい。
    どのジャンルにおいても本質的なところは変わらないのですね。

    今日もありがとうございました

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