“バフェット”を継ぐ
新CEOの正体
日本ではよく、「投資の神様」とまで呼ばれる
ウォーレン・バフェット氏。
恐らくほとんどの人は、その名前を一度は聞いたことがあるかも知れません。
出所: Bloomberg size
では、そんな同氏が昨年までCEOを務めたバークシャー・ハサウェイ (NYSE : BRK.B)の後継者をあなたは知っていますか?
実はここにちょっと変わった投資のヒントが隠れているかも知れません。
その人物とは…
グレッグ・アベル氏です。
全然わからん。初めて聞いた。
そう思われたかたもいるでしょう。
それもそのはず。
同氏が世間に出ることは、滅多にないからです。
過去20年を見ても、個別のTV出演はほとんどなく、書籍もSNSもない、
長時間のインタビューもかなり少ないのです。
ファイナンシャルタイムズには、
「米国企業史上もっとも、知られていない(low-profile)後継者のひとり」
なんて呼ばれ方もしています。
そんな人物が、なぜあの偉大なる投資家を継ぐことになったのでしょうか?
それは
・
・
・
圧倒的な実力です。
同氏は2008年、バークシャー・ハサウェイ・エナジー
(当時ミッドアメリカン・エナジー)のCEOに就任すると、
2018年にはバークシャー社の被保険事業部門の副会長に任命、
同社の取引役会に加わりました。
他にも、
・食品大手会社クラフト・ハインツ取締役
・電力業界最大団体のエディソン・エレクトリック元会長
・米エネルギー政策関係に多数関与
など、その実績は密かに多岐にわたっています。
こういった実績があることを踏まえバフェット氏は、
「彼は物事を成し遂げるのがはるかに上手で、必要なところで経営改革を行い、どこかで助けが必要な人を助けるなど、あらゆる方法ではるかに効率的だった」
「天性の才能だ」
数年前にバークシャー子会社の監督に就任した時から
「彼はすでに準備ができていた。私は彼に何も教えていない」と述べているなど、
アベル氏に対し、
全面的に信頼を置いている様子が見られました。
出所:ウォール・ストリート・ジャーナル
一見CEOや企業のトップが派手に映っているように見えても…
実は名も知らないNo.2含む
多くの優秀な幹部が会社を支えており、
トップの人間より、しっかりした人物であるほど
その傾向は強いということなのです。
実際、
米ビジネススクール研究者によると、
企業がNo.2(COO)を置く理由の一つとして
「CEOの強みを補完し、弱点を補い、パートナーとして機能させるため」
だとされています。
つまり、
企業はトップ1人の力で回っているのではなく、
補佐役や幹部チームによって支えられているのです。
さらに興味深いのは、優れたNo.2の条件は
「CEOが誰かによって決まる」とされている点です。
トップが優秀であるほど、それを支える幹部も優秀になる。
本当に強い企業ほど、
「1人のカリスマではなくチームで経営している」のです。
本当に優れた経営者の元には、優れたNo.2、幹部がいる。
ぜひこの点に着目し、
今興味を持っている企業や、現在の投資先の経営陣について調べてみてくださいね。
本日も
Enjoy !!



【今日の学び】
「本当に強い企業ほど、
「1人のカリスマではなくチームで経営している」のです。」
優秀な人同士がチームという繋がりで相乗効果を生み出すのですね。
どれだけ実力があっても一人では限界があるということを学ばせていただきました。
今日もありがとうございました